住職の徒然記

感動のパラリンピックも幕を閉じ、係わるたくさんの人間模様に多くの勇気を頂きました。オリンピックと同様、いやそれ以上に感動を与えてくれた全選手、関係者に心から拍手を送りたいです。みんな国民栄誉賞ものですよね。

暑さ寒さも彼岸まで。青森もこの一週間程で雪解けが急激に進みました。ただ今日は関東でも雪が降っているようですし、明日は青森も雪らしいです。これだけ三寒四温が激しいと体調も崩しやすく心身も悲鳴をあげそうです。そんな中でも自然は刻一刻と時間を刻んでいます。

ところで皆さんは、桜と言う言葉に出会いと別れどちらを連想しますか。地域格差があるようですが、私は青森が4月後半に桜が開花するものですから、新年度ということで出会いを連想してました。しかし、3月に開花する地域では、年度末の旅立ちや桜吹雪に寂しさを感じる風景を想像し、別れをを連想する人が圧倒的に多いようです。色々な受け取り方がありますね。何にしても桜は、この時期一番時流を感じさせてくれる花です。

3月も後半を迎え、人生もまた新たな時間を刻もうとしています。人生には良い時間もあれば悪い時間もある。上りもすれば下がりもする。誰のせいでもなく事の成り行きは自業自得、それが人生です。時に人生は、意志や行動に反して思い通りにならないことを生じさせます。人生、山あり谷あり。全て自らの人生ですから、逃げることも誰かと取り変えることもできません。そこで自分に迷うことなく全てを受け入ってみては如何でしょうか。寛容なる心は、時に諦る判断を尊重し、時に継続する心を大切にする。時の流れに心を委ね人生を歩んで行くことで自分らしい自分を悟ることが出来るかも。やっぱり人生って深いものですから。

人生は不思議です。自らの性格がもたらしたのか、進むも引くも出来ず30年間ずっと胸につかえていた事がありました。さすがにどうにもならないと諦めていましたが、つい最近になって解決へと導かれた時、改めて世の無常と人生の深さを目の当たりにしました。ちっぽけな自分、そんな自分の人生もまた捨てたもんじゃないなって気付かされました。過去を変えることは出来ません。過去に後戻りすることも出来ません。それが人生です。例えバラ色の人生じゃなくても、せめて悔無い人生でありたいものです。   合掌

どんなに報われない人生であっても、見捨てずに一緒に歩んでくれる時間の神様に感謝、感謝。

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