住職の徒然記

旅立ち

継続は時にマンネリ化を生んでまいります、こうして更新していますと、同じ言葉を使ったり並べたりすることも多くなってきました。でも同じような表現が出てきたときには、そこを強調したいんだと優しいお気持ちでご覧頂ければ幸いです。

さて3月もあと数日、来週からはいよいよ新年度が始まります。今週は進学・就職・転勤・転職等の新生活の為、新居を移す方も多いでしょうから、引っ越しもピークになるのでは。つかの間の別れ、永遠の別れと大切な人に対し、様々な想いが交差してることと思います。いずれにしろ、家族、隣人、携わる諸々の皆さんと別れるのは寂しいものです。以前私の叔父が『これからは大切な人を心配するんじゃ無く、大切な人に心配掛けない毎日にする。』と言っているのを耳にしました。大切な人と別れるとついつい心配に捉われてしまいます。でも相手に心配掛けないことがもっとも相手と思いやることに繋がるという、まさに今の時期にぴったりな格言ですよね。

私も三十数年前進学と修行の為、地元を旅立ちました。その際、たくさんの方から色々なお言葉を頂いたことが昨日のように思い出されます。

1、夢や希望・理想は思い通りにならないけど、自分の未来を支えてくれる。2、傲りと焦りは禁物、謙虚に毎日過ごせば周りから変わってくる。3、プライドと意地を捨てれば大切なものが見えてくる、常に頭と心を柔軟に見る目を養う。4、頑張ると努力を履き違えない、努力は常に自分の為にある。5、苦しい時の神頼み、普段無い信仰でも神様は分かってくれるからすればいい。6、自分以外は良く見えるもの、でもひがんでも嫉んでも何も生まれない、それは自分の方が実は恵まれているから。7、親切や気遣う心を大切に、お節介や自己満足と言われても人として大切な意味を有する。8、自分を振り返ると必ず同じ失敗や過ちを何度も繰り返している、それに気付き思いやりを持って連鎖を断ち切ることが成長すること。9、見返りを求めない、それ以上に大切なものを得ているから。10、争いたくなければ同じ土俵に上がらなければいい、同じ土俵に上げれば互いに傷つけ合ってしまう、例え逃げたと言われても卑怯と言われても同じ土俵に上がらなければ傷つけ合うこともないから。等々

もっと紹介したいのですが、この辺にしておきます。一つ一つの言葉にたくさんの思い出がございます。未だに実行しきれてない言葉もございます。これらの言葉に救われたこともあれば、自分を戒めたこともございました。今の私の原点であり支えです。

こんなブログを目にする人は少ないでしょうが、私も支えとさせて頂いた言葉がこれから旅立つ誰かの目に留まり、少しでも何かのお役に立てればと思います。              合掌

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